AIインサイト(CTRとコンテンツギャップ)
Google Search Console のデータを、CTR改善とコンテンツギャップの優先度付き機会リストに変換します。
AIインサイトは、Google Search Console(GSC)のパフォーマンスデータを、優先度付きの2つの実行リストに変換します。すなわち、クリック率(CTR)を改善すべきクエリと、あと一歩で1ページ目に届くコンテンツ強化が有効なクエリです。GSC のレポートを読み解く代わりに、機会の大きさで並べ替えられた、短く実行しやすいリストが得られます。
プランと要件: インサイトは Pro プランで利用でき、Google Search Console プロパティの接続が必要です。プランにインサイトが含まれない場合は、アップグレードを促す画面が表示されます。
はじめる前に
インサイトは1つの GSC プロパティのデータを分析するため、以下が必要です。
- Google Search Console を接続 — Google Search Console 連携 を参照してください。
- 分析するプロパティを選択(プロパティの選択はインサイト画面ではなく、Search Console 連携の画面で行います)。
接続後、インサイトは選択したプロパティの直近 28日間 の検索パフォーマンスを分析します。GSC が未接続の場合は、接続を促す画面が表示されます。GSC は接続済みでもプロパティを選んでいない場合は、プロパティを選択するまで2つのセクションは空のままです。
CTR改善の機会
すでに上位に表示されているのに、得られるべきクリックを得られていないクエリです。RankTurn は、28日間の期間で次の条件をすべて満たすクエリを抽出します。
- 平均掲載順位が上位10位以内であること
- 平均クリック率が2%未満であること
- 表示回数が100回以上であること(ノイズではなく意味のあるデータに絞るため)
検索結果には表示されているのにクリックされていない状態で、多くの場合タイトルやメタディスクリプションに改善の余地があるサインです。ここを改善すれば、順位を上げなくてもトラフィックを伸ばせます。リストは CTR が低い順(伸びしろが大きい順)に並び、最大50クエリまで表示されます。
| 列 | 意味 |
|---|---|
| クエリ | 検索語 |
| 表示回数 | 検索結果に表示された回数(28日間の合計) |
| CTR | 現在の平均クリック率(パーセント表示) |
| 掲載順位 | 平均掲載順位 |
| 記事 | 該当する RankTurn の記事へのリンクが表示される予定の列です。現在は「-」と表示されます。 |
コンテンツギャップ分析
2ページ目にランクインしているクエリ、つまり28日間の平均掲載順位が10〜20位のクエリです。1ページ目まであと一歩で、最適化の費用対効果が最も高い領域です。少し手を入れるだけで1ページ目に押し上げられる可能性があります。
各クエリについて、RankTurn は 見込みクリック数 を推定します。これは、そのクエリが1ページ目に到達した場合に得られると見込まれる追加クリック数です。推定は上位10位での CTR を10%と仮定し、すでに得ているクリック数を差し引いて算出します(マイナスにはなりません)。クエリは見込みクリック数が多い順に並び、優先度に振り分けられます。
| 優先度 | 適用条件 |
|---|---|
| 高 | 見込みクリック数 100以上 |
| 中 | 見込みクリック数 30〜99 |
| 低 | 見込みクリック数 30未満 |
リストは最大50クエリまで表示されます。
| 列 | 意味 |
|---|---|
| クエリ | 検索語 |
| 掲載順位 | 平均掲載順位(10〜20位) |
| 表示回数 | 現在の表示数(28日間の合計) |
| クリック数 | 現在のトラフィック(28日間の合計) |
| 見込みクリック | 1ページ目に到達した場合の追加クリックの推定値 |
| 優先度 | 見込みクリック数に基づく 高 / 中 / 低 |
対処方法
2つのリストには、それぞれ異なる対応が必要です。
CTR改善のクエリ — 順位ではなく「見せ方」を直す。 すでに1ページ目にいるため、タイトルとメタディスクリプションをよりクリックされやすい内容に書き換えます。AIによるタイトル提案は タイトル生成 を、メタディスクリプションの編集は 記事メタデータ・SEOスコア・サイドバー を利用してください。
コンテンツギャップのクエリ — 内容を強化または新規作成する。 2ページ目のクエリは、1ページ目に届くにはもう少し中身が必要なことが多いです。記事エディタ でそのクエリを狙う記事を強化(内容を深掘り、情報を更新、オンページSEOを改善)するか、優先度の高いギャップには 記事管理 から専用記事を新規作成します。推定される伸びしろが最も大きい 高 優先度のクエリから取り組みましょう。
データの鮮度
インサイトの鮮度は、Google が提供するデータに依存します。Google Search Console は検索パフォーマンスを 約2〜3日 遅れて反映します。どの期間でも直近の数日分は未確定、または未取得であることが通常です。これは GSC を利用するすべてのビューに当てはまる仕様で、RankTurn 固有のものではありません。
このため、新規プロパティや公開直後の記事は「まだデータが不足している」状態として扱ってください。リストが空の場合は、その観点ではすでにパフォーマンスが良好か、あるいは機会を抽出できるだけの表示回数・クリック数が GSC にまだ蓄積されていない、のいずれかを意味します。
詳しく見る
- Google Search Console 連携 — インサイトの基盤となるプロパティの接続
- 競合分析 — 競合ページと自社コンテンツを比較
- タイトル生成 — CTR向上のためのタイトル書き換え
- 記事エディタ — ギャップのあるクエリ向けに記事を強化